飲食店開業に絶対失敗したくない方へ 融資担当者を納得させる事業計画書の書き方

飲食店開業に絶対失敗したくない方へ 融資担当者を納得させる事業計画書の書き方
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若林 哲平

株式会社INQ代表取締役CEO、行政書士法人INQ代表。 様々な領域のスタートアップの融資による資金調達(デットファイナンス)を支援。年間130件超10億以上の調達を支援するチームを統括。行政書士/認定支援機関。複数のスタートアップの社外CFOも務め、業界への理解が深く、デットだけでなくエクイティ両面の調達に明るく、対応がスムーズだとVCやエンジェル投資家からの信頼も厚い。趣味はキャンプと音楽。4児の父。

飲食店を開業するにあたって、創業時に金融機関からの融資を考えると思われますが、その際に必要となってくるのが「事業計画書」です。事業計画書は提出書類のなかでも、審査結果に大きく影響するため作成に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

創業融資の支援を行っているINQでも事業計画書の作成に関するご相談をよくいただきます。

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本記事では絶対に失敗しない事業計画書を作成するポイントをご紹介しますので、ぜひ書類作成の参考にしてください。

 

この記事のポイント

  • 融資審査の可否は事業計画書の内容で99%決まる
  • 事業計画書の書き方を項目ごとに徹底解説
  • 創業融資は入金までに2ヶ月弱を要する

これで融資は99%決まる!?事業計画書とは?

事業計画書とは、金融機関から融資を受ける際に必要となる事業の内容や利益の見込みなどを記載する書類であり、融資を申し込む際には必須の書類です。

創業時に記入する事業計画書は「創業計画書」と呼ばれる場合もありますが、内容は同じです。融資の担当者は事業計画書をもとに事業や代表者が信頼に足るかを判断するため、ポイントを押さえながら記載していく必要があります。

事業計画書の書き方を徹底解説!

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創業の動機

創業の動機は公庫担当者の目に一番最初に止まる項目です。

飲食店開業に対する想い、開業に活かせる経験、開業を決意した理由などを記載することがポイントです。突発的な開業ではなくしっかり考え練られたものであることをアピールして、担当者の興味を惹きつけましょう。

創業する事業に関する経歴年数

  • 開業に活かせる経験があることを明記
  • ビジネス的なきっかけと堅実な事業プランがあることをアピール
  • 店長などマネジメントの経験があるならばアピールポイント
  • 公庫担当者に信頼されるような堅実な理由や背景を記載

小さい欄に動機をまとめて書くのは難しいため、別紙に記載して添付するのもテクニックの一つです。また、開業に対する熱い想いは面談で伝えるか最後の自由記述欄に記入しましょう。

経営者の略歴等

経営者の経歴を時系列で記入します。

  • 飲食店の起業に必要な能力等をアピール
  • 「創業の動機」との整合性を意識
  • 「職務内容」は経験を示す上で重要

「創業の動機」で記載した内容と一貫性があることがポイントです。

審査担当者は飲食店を開業するにあたって必要になる能力と経験があるかを重視します。飲食店の開業においては、飲食業界での経験が豊富なほど事業の成功イメージが伝わりやすいため融資の申請が通りやすいです。

例えば

  • 料理コンテストで入賞した経験がある
  • 店長やそれに準ずる経験がある
  • 食品衛生管理責任者と防火管理者の資格を持っている

このような経歴を記載することで、飲食業界経験があることをアピールできます。

取扱商品・サービス

販売する商品やサービスについて具体的に明記します。

  • 商品やサービスの具体的な優位性、セールスポイント
  • ターゲット層に対するアピール方法
  • 競合他社とどの様に差をつけるのか

サービス内容やセールスポイント、ターゲット層なども整合性が必要となります。

お昼休憩中の会社員をターゲットとしているカフェならば、「作業や商談ができる有料小ワーキングスペースを併設したカフェをオフィス街に構え、お昼時にはスピーディーにカフェ料理を提供する。店舗周辺にあるオフィスの社員は社員証を見せたら割引」などの具体的な販売戦略を書きましょう。

必要な資金と調達方法

開業する際に必要となる資金、並びに不足分の調達方法を記載します。

  • 必要な事業資金に対して自己資金がどの程度あるのか
  • 自己資金を計画的に貯めてきたことを説明できるか
  • 設備資金と運転資金は使用用途が違う

この項目で重要となるのは、「必要な事業資金に対してどのくらい自己資金があるのか」「自己資金を計画的に貯めてきたことを説明できるか」です。公庫の融資では過去半年分の通帳をチェックされますので、タンス預金がある場合は早めに預入し、通帳記帳もこまめに行いましょう。表の左側には開業していく上で必要な資金を、右側には計上した資金の調達方法を記入します。

設備資金

事業を開始するための最低限必要な費用を記入し、添付書類として見積書を提出します。例えば店舗の内装や外装の工事代金、店舗や事務所の敷金や補償金などがあげられます。

運転資金

事業が軌道に乗るまでに必要となる資金を記入します。事業開始から3ヶ月程度がめやすになります。例えば人件費や広告宣伝費などがあげられます。

融資完了までの流れ

創業融資は申し込みから入金までにタイムラグがあります。

具体的には事業計画書の作成に1ヶ月、審査等の事業計画書を提出後のやりとりに1ヶ月、と合計2ヶ月弱の時間を要するため、開業日から逆算して計画的に準備を行いましょう。

【4月1日にカフェをオープンさせたい場合】

事業計画書の作成開始(1月1日)

↓ 約1ヶ月

事業計画書が完成(2月1日)

↓ 審査に約1ヶ月

口座に融資金の入金(3月5日)

↓ 工事依頼

カフェ内外装工事着工(3月9日)

↓ 内外装工事に2週間

店内準備や従業員研修(3月23日)

↓ 1週間

カフェオープン(4月1日)

まとめ

事業計画書の書き方についてイメージできましたでしょうか?飲食店を開業するまでに様々な準備が必要になり、慣れない事業計画書の作成まで手が回らないかと思われます。

創業融資は一度失敗すると「一定期間は融資を受けれない」「次回以降の審査が厳しくなる」といったリスクもあります。事業計画書の作成に不安がある方は、融資を確実に成功させるためにも、専門機関へ相談することをお勧めします。

INQでは年間200件超、累計600件超の創業融資のサポートを行っています。多くの事例から得た経験とノウハウにより、融資申込前にある程度の融資可否の見込みをお伝えすることも可能です。

  • 事業の内容を十分に伝えられる自信がない
  • 事業計画書を作成する時間が十分にない
  • 書類を作成することが苦手

というお悩みがありましたら、先ずは一度お気軽にINQの無料相談をご利用ください。無料相談では、認定支援機関であるINQが無料で現状の整理を行い、最適なプランをご提案します。

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