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【起業家インタビュー】融資してもらえないビジネスだったらやるべきじゃない/FunLife株式会社 vol.2

創業者インタビュー 【起業家インタビュー】融資してもらえないビジネスだったらやるべきじゃない/FunLife株式会社 vol.2
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創業融資のスペシャリスト INQ

株式会社INQは、スタートアップの融資支援に特化した専門チームです。 スタートアップの諸事情やビジネスモデル、エクイティとの兼ね合い等も考慮し、これまで累計600社以上(年間約200社・13億円超)のスタートアップの創業融資を成功させています。シード〜シリーズAの様々な状況に柔軟に対応し、融資成功への最適なルートをご提案します。

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業界トップのエンジニアに「お前らやる気あんの」って

ーどうやっていつもお忙しいAR三兄弟さんに本気になって頂いたんでしょうか?

(黄木)やっぱり売れっ子なので、お願いしたいことがあっても、今から2週間は(超有名)アーティストのライブのAR演出があるから無理だとか、そんな感じで。
でも、試作品完成後の6月末に第3回先端コンテンツテクノロジー展に出展して、会場で(ARCミラーが)大反響だったんですね。
それを彼らも人づてに聞いたみたいで、もうこれはちゃんと行けるねということで、今では定例で2週間に1回打ちあわせをして頂いてます。
実は今回の出展では、AR三兄弟さんの名前を敢えて出さなかったんです。
出せば注目を集められるのは分かっていたけど、製品そのものの価値を見て欲しかったから。
その事もAR三兄弟からは評価頂いたようです。

ー ビジネス的に成功する可能性があるかどうか。それは、ある意味当然ですけどいかに第三者を本気にさせるかって意味で重要ですよね。

(田巻)エンジニアは本当に独特な世界で、いわば職人のように腕一本でっていう世界なので、強い気持ちやこだわりも凄い。
打ち合わせで1年に2~3回本気で詰められて、「お前らやる気あんの」ぐらいな事を言われたりとか。
でも、一番最初から、僕らの何も分からないなりに勢いだけでやってるっていう感じは買ってくれているので(笑)。
もうほんとにそれだけですけど。

融資をして貰えないようなビジネスだったら、そもそもやるべきじゃない。

ー 融資をお手伝いさせて頂いたわけですが、具体的にはどんなことに活用頂いたんでしょうか?

(田巻)ARCミラーの試作品だったりとか、プログラマーさんの開発費用全般ですね。

ー これだけユニークな製品だと、投資したいという方も沢山出てきたのでは?

(黄木)やっぱりハードもソフトウェアも、開発ってやっぱ何だかんだお金は結構かかります。
もちろん出資受けるという考え方もあると思うんですけど、でも僕らは、出資を最初受けるよりは融資だねと。
出資だと、何も(現物が)無くてアイデアだけの状態だったら、基本的に言い方は悪いですけど、立場が弱いですよね。
だったらまずは融資で借りられるだけ借りて、試作品を作って実際に商談も始めて、会社としての価値、企業価値をある程度最大化させてから、出資を受けるのは遅くないのかなと思ってます。
その時点で例えば大口顧客さんから何十台、何百台と発注が来たから、運転資金として必要とかそういうタイミングで出資とかそういうのは考えればいい。
順番的にやっぱり融資が先なのかな。
そもそも融資ベースでできないビジネスならやるべきじゃないと思ってますね。
社会出たての大学生とかだと融資とか結構厳しいと思うんですけど、田巻は野村證券、みずほ証券にいて、僕は三菱重工業にいて、一応ちゃんとした堅い経歴もあるので。
そういう意味では銀行さんと話すことも問題無かったですね。
(田巻)投資は、ARCミラーがフィールドテストをこれからやってみてその反響が良くて、受注も増えて。
「このサービスがこの世にあるべきもの」だという判断ができたときに、アグレッシブに広げる次のフェーズで考えたい。

やりたいことがどんどん思い浮かぶから、楽しくてたまらない。

ー なるほど。しっかり遊んで勢いだけはあります!というイメージと、物凄く堅実な一面と、バランス感が素晴らしいですよね。試作品も出来て、今は、どの段階にあるんでしょうか?

(田巻)これから、マーケットではこういうのが必要だよとか、現場ではこういう声があるよという情報を、主力製品に反映させて拡大していきたいです。
(黄木)今その段階、その最後の見極めの段階ですね。
売り方としても、別にリースっていう形もあれば、買い切りとかそういう形もありますし。
価格も再度検討中です。

ー 顧客ターゲットについて教えてください。

(田巻)まずは、フィットネスクラブやヨガスタジオ、ダンススタジオ。
既にスポーツなどのサービスを提供している場所です。
ARCミラーにはどうしても場所が必要なので。
あとは、どんな付加価値を付けられるか、新サービスの可能性。
これから取っていくデータとインストラクターを組み合わせて、パーソナルトレーニングをどう提供するか。
やりたいことは山積みです。
(黄木)できることが、色々思い浮かぶということは、可能性もそれだけあるということ。


vol.3は近日公開予定。
 

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