新創業融資の進め方

起業家なら誰もが通る道と言っても過言ではない創業時の資金調達。
起業当初は資金力が潤沢でなく、会社としての信用度も低い状態です。
そのため金融機関側としても「お金を貸して大丈夫かどうか」の判断がつきにくく、なかなか借りることができません。

とはいえ、スタートアップは初速が肝心であり、事業を成長させ安定運用させるまでには資金が必要です。例えすぐに必要な状態でなくとも、資金の余剰があれば選択肢の幅が広がりますので、資金が多いに越したことはありません。

そこで全ての起業家におすすめしたいのが日本政策金融公庫の「新創業融資制度」を受けることです。
端的に言うと、新創業融資は「起業家のためのリスクを排除した融資制度」なのです。

このページでは創業融資について、制度の説明から進め方、融資を受けるためのポイントについてなど一連の流れを解説していきます。

新創業融資とは

新融資とは、新しく事業を始める事業者が必要な資金を借入れる制度のことです。

事業を始めるにあたって、色々な場面でまとまった資金が必要となります。しかし費用を全て自己資金でまかなうのは難しく、金融機関等から資金調達することが多くあります。
そこで国や地方公共団体が、新たに事業を始める・事業を開始して間もない方に対し、必要な資金を比較的借りやすくして起業家を支援する制度が新創業融資です。

創業融資には、日本政策金公庫の「新創業融資制度」と、各都道府県・市区町村が用意する「制度融資」の2種類があります。

最も代表的な資金調達方法は、日本政策金融公庫の新創業融資です。
起業家のリスクが低く、早く創業当初の資金を調達するのに最も優れた方法と言えます。

新創業融資制度の詳細はこちらの記事をご覧ください!

その他創業期に利用できる融資制度の一覧はこちらの記事をご覧ください!

創業融資の流れ

例えば日本政策金融公庫で融資を受ける場合、申請から融資までに平均して3週間〜1ヶ月前後の審査期間がかかります。

創業融資や事業融資を検討する際、スケジュール通りに予定を進めて行くためには、融資までの時間を事前に把握する必要があります。
INQではスタートアップの融資支援を累計500件以上行なってきましたが、資金調達に成功する会社は皆、一連の流れを事前に把握して動いています。

■創業融資の流れ
【2021年版】創業融資はどう進める?申請の流れと必要書類 

STEP1  事業資金相談

日本政策金融公庫では融資専用の「事業資金相談ダイヤル」があります。
実際に申し込みを行う際には、まずこちらに電話して、不明点・注意事項などの疑問を解消しておきましょう。

事業資金相談ダイヤル:0120-154-505
※音声ガイダンスが流れるのでそちらに従って指定窓口に相談できます。

事業資金相談ダイヤルの詳細はこちらからご覧ください

STEP2  窓口訪問

創業融資の相談は各支店窓口でも相談することができます。
日本政策金融公庫は2020年時点で全国152箇所に支店があるので、お近くの支店へ行きましょう。
専任の担当者が、創業計画の立て方や融資申し込みの流れ、融資制度等について説明してくれます。

日本政策金融公庫の支店はこちらからご覧ください。

STEP3  借入申請書の提出

融資を申込みするための、借入申請書を提出します。
この時点で、お申し込み金額、借入希望日、返済についてなどの情報の概略を記載しなければなりません。

借入申込書は日本政策金融公庫のホームページ・窓口で入手できます。
「各種書類ダウンロードページ」

■借入申請書の記載方法
日本政策金融公庫の借入申込書の書き方|注意するポイントを解説!

STEP4 必要書類の準備

融資の申込に必要な提出書類を準備します。
これから創業する方・事業開始から1年未満の方は創業計画書(事業計画書)事業開始から1年以上が経過している方は企業概要書が必要です。

■必要書類

【2021年版】創業融資はどう進める?申請の流れと必要書類

■創業計画書(事業計画書)

▼事業計画書とは?
今さら聞けない!事業計画書が必要な3つの理由
【保存版】スタートアップの創業融資を成功させる、事業計画書の2大原則

▼事業計画書の書き方
事業計画書の正しい書き方とは?全ての項目を徹底解説【記載例あり】
VCなのか?銀行なのか?スタートアップの事業計画書は出す先によって修正が必要!

■資金繰り表

日本政策金融公庫は資金繰り表が必須?成功確率を高める書き方

STEP5 面談・審査

日程を調整した後に公庫担当者との面談です。面談の際には別途持参すべき書類がいくつかありますので、担当者の指示に従い準備します。
不明な点があれば事前に担当者に確認しておきましょう。

■面談
創業融資の面談ポイント〜専門用語(業界用語)を置き換えよう〜
創業融資面談で聞かれる9つの質問と失敗しないための注意点

STEP6 審査 / 調査

面談時の応答内容、書類の内容などから融資の可否、可能額などの審査を行います。
書類上の審査以外にも、融資担当者等が開業場所に実際に赴いて事務所、店舗などの実態確認と、実際の活動状況の調査なども行います。

STEP7 融資決定 / 着金

融資が決まると契約書類が郵送で送られてきます。 その書類に必要事項を記載し、その書類と添付資料を返送します。
もし支店に直接行くことができる場合には、支店の契約担当者の前で書類を記入・押印した方がミスがなく時間が短縮できます。
資料が公庫に到着後、3営業日後に指定した口座に着金となります。

注意したいこと

シード期の起業家から、創業融資を日本政策金融公庫で断られた(否決された)、または大幅に減額された後にご相談をいただくケースがよくあります。
融資は一度NGが出てしまうと、しばらく同じ金融機関ではリカバリできません。
事前に知っていれば防げたことで、融資NGとなり、スケジュールが大幅に狂ってしまうのは、実にもったいないです。
もしお心あたりがあれば、融資申込は一旦ストップして、見直したり、専門家に相談してから進めることをお勧めします。

■失敗しないために

起業家が創業融資で失敗しないために知っておくべき3つのこと
「起業準備中」の方に知ってほしい創業融資に向けた2つの準備 自己資金編
「起業準備中」の方に知ってほしい創業融資に向けた2つの準備個人信用情報編(2/2)

■個人信用情報(CIC)

日本政策金融公庫の審査でみられる信用情報とは?CICの確認と見方

■資金使途

運転資金の融資目安とは?借入金額の計算方法
日本政策金融公庫の創業融資|返済期間はこう決める

■自己資金

自己資金はいくら必要?創業融資の自己資金要件と対策【保存版】
自己資金なしでも融資を受けられるのか?

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初めての融資申請で書類の不備や漏れが無いように進めたり、融資にかかる時間を最短にするのは単独では非常に難しいです。
資金調達を滞りなく進めるためには、専門機関に相談することをお勧めいたします。

年間130件超、累計500件超の創業融資のサポートを行っているINQでは、多くの事例から得た経験とノウハウにより、最短距離で融資を実現するためのアドバイスが可能です。

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