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個人事業主とフリーランスの違いとは?それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説!

創業前に知りたいこと 個人事業主とフリーランスの違いとは?それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説!
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創業融資のスペシャリスト INQ

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「個人事業主」と「フリーランス」、似たような言葉で、会話の中で特に明確な区別もせずなんとなく使っている方も多いと思います。

個人事業主とフリーランス、どう違うの?どっちがいいの?と思う方もいるかもしれません。そこで本記事では、それぞれの特徴とメリット・デメリットについて解説します。

この記事でわかること
  • 個人事業主とフリーランスの違い
  • 個人事業主とフリーランスに向いている人の特徴
  • 個人事業主とフリーランスのメリット・デメリット

個人事業主とフリーランスの違い

まずはじめに、フリーランスの定義について解説します。

フリーランスとは、特定の企業や団体、組織に専属せず、仕事によって個人で自由に仕事を請け負う「働き方」のことを指します。自身のスキルや技術を活かし、その対価として依頼主が報酬を支払うというシンプルな契約形態です。

自身のスキルや専門技術を活かして引き受けた仕事を行うのであれば、職種に関わらず誰でもフリーランスと名乗ることができます。

一方、個人事業主は働き方を表すフリーランスとは違い、税法上の区分を意味します。個人事業主は法人を設立せず、税務署に「開業届」を提出して個人で事業を行っている人のことを指します。

フリーランスは働き方の区分のひとつ、個人事業主は税法上の区分のひとつという整理ができます。

働き方がフリーランスで税法上は個人事業主、という方もいますし、働き方は実質フリーランスだけれども税法上は法人、という方もいます。

会話の中で雇用形態を聞かれた時は「個人事業主」、働き方を聞かれた時は「フリーランス」と使い分けると良いでしょう。

個人事業主に向いている人

開業届を出して3年以内に廃業する人は約6割と言われています。向いている人の特徴をしっかりと理解して個人事業主になるべきかどうかの1つの判断基準にしましょう。

個人事業主に向いている人の特徴

まず、客観的に自分の価値を把握できる人は個人事業主に向いています。自分が顧客に提供できるスキルや技術がどれくらいの価値なのか客観的に把握できないと、個人事業主として開業届を提出した後に苦労することになるでしょう。

自分のスキルや技術に自信があって独立したが、全然仕事を貰うことができなかったとなるとリスクが大きいです。会社員として仕事をしていれば会社が仕事を持ってきてくれますが、個人事業主はそうはいきません。仕事を貰えるかどうかは全て自分次第です。

自分が顧客に提供できる価値は何なのかを客観的に考えられる人は個人事業主として活動するのが向いているかもしれません。

個人事業主になるメリット

個人事業主になることで自分で裁量を持って仕事ができるというメリットがありますが、個人事業主特有の青色申告を受けることができるメリットが挙げられます。

青色申告が適用できると「青色申告特別控除(10万円、55万円、65万円)」と「青色事業専従者給与控除」が利用でき、大きな節税効果が期待できます。

その他の詳しい青色申告のメリットについてはこちらの「青色申告のメリットとは?利用すべき人の特徴と合わせて解説!」をご参照ください。

個人事業主になるデメリット

税制上で有利な個人事業主ですが、それによる「経理処理などの作業が増える」「雇用保険がない」などのデメリットもあります。

青色申告において青色申告特別控除を利用するには、確定申告時に「貸借対照表」と「損益計算書」が必要となります。そのため、日常で行う経理処理などが増えるでしょう。

また、雇用保険がないため、解雇や退職によって失業した際に失業手当などの受給ができないという問題があります。

フリーランスに向いている人

フリーランスに向いてる人の特徴として自己管理能力が高い人が挙げられます。

フリーランスは顧客からの依頼を期日までにかならず納品することが必要不可欠であるため、高い自己管理能力が必要となります。フリーランスは顧客との「信頼」が最も重要と言っても過言ではありません。その信頼を崩さないためにも顧客から依頼されているサービスや商品をしっかりを期日までに納品する必要があります。

また、孤独に強い人もフリーランスに向いている人の特徴です。

ひとりでもくもくと作業に打ち込んでいても苦ではない人はフリーランスの働き方に向いているでしょう。

フリーランスになるメリット

フリーランスになるメリットとして「仕事をする時間や場所が自由」ということが挙げられます。

フリーランスは納期までに作業を終えることができれば、基本的に作業時間は自由です。何時に起きて作業しても問題ありません、また作業に必要な環境があれば、フリーランスは仕事ができるという点もメリットでしょう。

会社員であれば、通勤ラッシュの時間に決められたオフィスへ向かい、決められた席で、所定の時間に帰宅するといった過ごし方になりますが、フリーランスの場合、自分にとって仕事を最も効率的に進められるように自由に自分で決めることができます。

フリーランスになるデメリット

「収入が不安定になる」というのはフリーランスの大きなデメリットの一つです。

会社員であれば、退職しない限り毎月決まった金額を手にすることができますが、フリーランスは体調を崩して思うように仕事を受けられなかった場合などはその分報酬額が下がってしまいます。自分の体調以外にも、トラブルが起きて仕事ができない状態になった場合も同様です。

また、「信用が低い」ということもデメリットになります。

個人事業主の多くがオフィスを持っていることが少ないこともあり、社会的信用力の低下を招いているとされています。フリーランスになりたての頃は、ローンや新規契約を組む際、審査が通らないことがありますので注意が必要です。

個人事業主とフリーランスの違いについてのまとめ

ここまでフリーランスと個人事業主の違いについて解説しました。

フリーランスは働き方の区分のひとつ、個人事業主は税法上の区分のひとつという整理でした。

また、個人事業主とフリーランスのメリットやデメリットを解説しました。

共通するメリット・デメリットをまとめると以下の通りでした。

  • 働く場所や時間について、自分で裁量を持って仕事ができる
  • その分、保証や保障がなく、不安定になる
  • 信用が低い
  • 自身で経理処理などのバックオフィス業務を行う必要が生じる

本記事で解説したそれぞれのメリット・デメリットが参考になれば幸いです。

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