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国金(日本政策金融公庫)からの借り方とは?国金の融資の落とし穴と対策!

創業融資 国金(日本政策金融公庫)からの借り方とは?国金の融資の落とし穴と対策!
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創業融資のスペシャリスト INQ

株式会社INQは、スタートアップの融資支援に特化した専門チームです。 スタートアップの諸事情やビジネスモデル、エクイティとの兼ね合い等も考慮し、これまで累計600社以上(年間約200社・13億円超)のスタートアップの創業融資を成功させています。シード〜シリーズAの様々な状況に柔軟に対応し、融資成功への最適なルートをご提案します。

国金(日本政策金融公庫)からの借入を申し込んでも、審査落ちしてしまい、借りられない人には、いくつかの共通点があります。

そこでこの記事では、国金から借りられない人の3つの共通点をまとめ、借りられるようにするための対策をお伝えします。

国金から借りれない人の3つの共通点

国金から借りれない人、審査落ちしてしまう方の共通点として多いのは次の3つです。

  • 雑勘定が多い
  • 申込金額が過大
  • 資金使途がいい加減

詳しくは「国金から借りれない人の3つの共通点!知っておくべき融資の落とし穴とは・・・?」をご参照ください。

国金から借りるための対策

では、国金のお金を借りれるようにするにはどうすればいいか、その対策や準備を紹介します。

  • 雑勘定を整理する
  • 適切な申込金額にする
  • 事業計画をしっかり準備する

雑勘定を整理する

雑勘定の中でも最も嫌われる役員等への貸付金が決算書に残らないように、税理士さんと相談の上、できる限り期中に処理をしましょう。

また、以下の費目についても、事業規模に対して大きく残らないよう、できる限り精算をしましょう。

  • 貸付金
  • 仮払金
  • 仮受金
  • 前払金
  • 前受金
  • 未払金
  • 未収入金
  • 立替金

事業計画をしっかり準備する

事業の状況と金融機関の目線に照らして、適切な金額を申し込むために、まずは事業計画を準備しましょう。

事業計画書(または資金繰り表)を作成することで、何に、いくら必要かを明確に、客観的に数字に落とし込んむことができます。

その上で、必要な資金の資金使途と金額がわかります(上図左側「必要資金」)。「必要資金」から元手となる「今ある資金(上図右上)」の元手を差し引けば、「調達すべき資金(上図右下)」がわかります。

事業計画書を作成し、必要な資金と資金使途、調達すべき資金をはっきりさせてから申込をしましょう。

国金からの借り方まとめ

国金から借りれない人の共通点は、下記の通りでした。

  • 雑勘定が多い
  • 申込金額が過大
  • 資金使途がいい加減

ですので、国金から借入を継続的に行ない、事業資金を安定的に確保するには上記3点に対する対策が必要となります。

まず、雑勘定を整理しましょう。

雑勘定の中で最も嫌われるのは貸付金です。資金使途違反や迂回融資が疑われるためです。決算にあたってはできるだけ前期よりも残高が減っているようにしましょう。

その他にも、仮払金、仮受金、前払金、前受金、未払金、未収入金、立替金などの仮勘定が事業規模に対して増えすぎないよう、会計処理を適切に行なっていきましょう。

また、融資申込にあたっては、本当にいくら必要なのか、事業計画を確認の上、適切な申込金額にするようにしましょう。「借りれるだけ借りたい」という経営者の気持ちは理解できますが、無計画な印象を金融機関の担当者に与えてしまうとその後のコミュニケーションが難しくなります。

そのためにも、事業計画をしっかり準備しましょう。

事業計画書をしっかり作成し、事業計画書を作成し、必要な資金と資金使途、調達すべき資金、その返済原資となる売上の計画をはっきり可視化してから申込をしましょう。

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