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シェアオフィスってどんなところ?メリット・デメリットを詳しく解説

創業前に知りたいこと シェアオフィスってどんなところ?メリット・デメリットを詳しく解説
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創業融資のスペシャリスト INQ

株式会社INQは、スタートアップの融資支援に特化した専門チームです。 スタートアップの諸事情やビジネスモデル、エクイティとの兼ね合い等も考慮し、これまで累計600社以上(年間約200社・13億円超)のスタートアップの創業融資を成功させています。シード〜シリーズAの様々な状況に柔軟に対応し、融資成功への最適なルートをご提案します。

シェアオフィスは、初期費用の削減や従業員の増減に柔軟に対応できるなどのメリットがあります。その一方で、セキュリティの問題など、シェアオフィスを利用するにあたって気をつけなければいけいない点がいくつかあります。

本記事では、シェアオフィスの概要、メリット・デメリットを紹介します。

この記事でわかること
  • シェアオフィスの概要
  • シェアオフィスのメリット・デメリット

シェアオフィスとは

シェアオフィスとは、1つのオフィスを複数の企業や個人で共有して使用するオフィスのことです。

オフィスは元来は1つのスペースを1社で使うものですが、負担する初期費用や家賃が高くなるというデメリットがありました。そこで注目されたのがシェアオフィスです。

近年、首都圏を中心に認知が広がり、多くのベンチャー企業やスタートアップなどが利用しています。

シェアオフィスのメリット

主なシェアオフィスのメリットは以下の通りです。

  • 初期費用の削減
  • 費用を抑えつつ好立地
  • 従業員の増減に柔軟に対応できる
  • 法人登記や住所の利用が可能

初期費用の削減

前述の通り、シェアオフィスは通常のオフィスを利用するよりも敷金や礼金を必要としないため、初期費用を削減することができます。また、シェアオフィスにはデスクやチェアはもちろんのこと、共同のプリンターや調理場などが設けられていることが多く、設備や備品を購入する必要がありません。

固定費を抑えつつ好立地

通常のオフィスを構えると、かなりの費用がかかってしまうような好立地な場所でも固定費を抑えつつ契約することができます。また、会議室やラウンジなどの共用部分を効果的に利用することで、月々の固定費を削減することが可能です。

従業員の増減に柔軟に対応できる

事業を拡大する際や縮小させる際には、人員数にあったオフィスのサイズを選択するのが良いでしょう。シェアオフィスであれば、事業の拡大や縮小による従業員の増減に柔軟に対応することが可能です。

法人登記や住所の利用が可能

シェアオフィスでは法人登記が可能な場所もあります。企業のブランド力の向上のために首都圏の住所で登記を検討している企業にとって、シェアオフィスの利用は1つのメリットになります。宅配便を受け取ったり、または指定の住所に送ってもらうことが可能です。

シェアオフィスのデメリット

主なシェアオフィスのデメリットは以下の通りです。

  • セキュリティの問題
  • 雑音などによる業務への支障
  • 法人口座開設や融資取引への支障

セキュリティの問題

シェアオフィスには、自社以外の人間がたくさん出入りするため情報漏洩などのセキュリティには注意が必要です。印刷物が他の企業に渡ったり、パソコン画面を見られたりする可能性があります。その場合には入退室の際に受付がいるなど、セキュリティ面を強みにしているシェアオフィスを契約するといいでしょう。

雑音などによる業務への支障

シェアオフィスでは人の話し声や打ち合わせの声が聞こえてくることもあるため、集中して仕事ができない場合もあります。重要な商談や会議などを行う際、そのシェアオフィスの混雑する時間帯や曜日などを把握しておいた方が良いでしょう。入退室管理のあるシェアオフィスでは、受付の人にその時間帯や曜日などを事前に聞いておいてもいいかもしれません。

法人口座開設や融資取引への支障

近年、マネーロンダリング等防止の観点から、法人口座の開設が厳しくなっています。

特に金融機関によっては、オフィスがバーチャルオフィスやコワーキングオフィスなど、営業の実態を確認しにくいと口座開設ができないということも頻発しています。法人口座が開設できないということは、当然に融資取引もできません。

オフィスの形態によって法人口座の開設ができなかったり、開設に余計な時間がかかる可能性があることは、大きなデメリットです。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

シェアオフィスのまとめ

本記事では、シェアオフィスの概要、メリット・デメリットについて解説しました。

シェアオフィスとは、1つのオフィスを複数の企業や個人で共有して使用するオフィスのことでした。

シェアオフィスのメリットは以下の通りでした。

  1. 初期費用の削減
  2. 費用を抑えつつ好立地
  3. 従業員の増減に柔軟に対応できる
  4. 法人登記や住所の利用が可能

また、シェアオフィスのデメリットは、以下の通りでした。

  1. セキュリティの問題
  2. 雑音などによる業務への支障
  3. 法人口座開設や融資取引への支障

シェアオフィスには多くのメリットがある一方、一定数のデメリットがあります。

今回解説したシェアオフィスのメリットとデメリットを踏まえつつ、後悔しないオフィス選びをするようにしましょう。

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