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信用保証協会の審査を通す3つのコツ 審査で見られるポイントを網羅

創業融資 信用保証協会の審査を通す3つのコツ 審査で見られるポイントを網羅
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若林 哲平

株式会社INQ代表取締役CEO、行政書士法人INQ代表。 様々な領域のスタートアップの融資による資金調達(デットファイナンス)を支援。年間130件超10億以上の調達を支援するチームを統括。行政書士/認定支援機関。複数のスタートアップの社外CFOも務め、業界への理解が深く、デットだけでなくエクイティ両面の調達に明るく、対応がスムーズだとVCやエンジェル投資家からの信頼も厚い。趣味はキャンプと音楽。4児の父。

中小企業が金融機関から融資を受ける際に、融資が通りやすくなるように信用保証をしてくれるのが信用保証協会です。

その利用には審査に通過する必要がありますが、どのように対策をすればいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

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本記事では、信用保証協会の融資内容や審査のポイントについて解説をしていきます。


この記事のポイント
・信用保証を受けると、金利低下などの恩恵が受けられる。
・バリカタな事業計画書が審査通過には欠かせない

信用保証協会と信用保証制度については「信用保証協会・信用保証制度とは?制度の詳細やメリットについて詳しく解説!」で詳しく解説しています。

信用保証協会の融資

信用保証協会は、融資を必要としている中小企業が「円滑に資金調達をできるように」支援してくれる公的な機関です。

金融機関側からすると、初めて融資を受ける場合・付き合いが浅い場合は、関係性ができていないため「きちんと返済できる人だろうか…」と融資をしにくくなります。

しかし、都道府県の信用保証協会の「信用保証」が付くことで、万が一返済が滞った場合にも「借り主に代わって信用保証協会が金融機関に立て替え払い」を行うため、リスクの高い創業期の会社などであっても、融資をしやすくなります。

これが信用保証協会を通すことで民間金融機関からの融資が通りやすくなる仕組みです。

利用条件

申込先の信用保証協会が管轄する都道府県において事業実態があることが条件となっています。

また信用保証協会は中小企業・小規模事業者の方を対象としているため、業種・企業規模にも制限が設けられています。ご自身の事業内容が対象となっているのか、事前に確認しましょう。

公式ページはこちら

利用のメリット

・信用保証がつく

企業が金融機関に対して返済できなくなった場合に、信用保証協会が代わりに返済を行います。。

・融資が受けやすくなる

信用保証がつくことにより、金融機関側の貸し倒れリスクが減ることに加え、信用保証協会の審査を通過していることから、融資を受けやすくなります。

信用保証協会の審査のポイント

信用保証協会の面談については以下の記事をご覧ください。

ここからは審査の際に確認されるポイントを解説していきます。

資金使途

借り入れした資金の支出について確認が行われます。

審査担当者は借入資金の使い道からその企業の安定性・継続性を判断します。明確な資金用途とその必要性を提示することで、返済可能性をアピールすることが大切です。

また、借り入れ後であっても、違う用途に使用されていることが判明した場合は、以降保証付融資を受けられなくなるので注意しましょう。

業績推移

直近3期分の決算書、あるいは確定申告書が確認されます。

黒字に越したことはありませんが、たとえ赤字であっても、赤字の要因や対応策に説得力があれば審査を通過することは可能です。

バリカタな事業計画書で今後の業績が好転することをアピールしましょう。

返済計画

借り入れ金額や返済期間、金利など返済プランに無理がないか確認されます。

事業計画書で返済計画がしっかり立てられていると好印象になるので、事業計画書には返済計画も記入しておきましょう。

まとめ

審査のポイントをいくつか紹介しましたが、中でもバリカタな事業計画を立てることが欠かせません。事業計画書の作成に不安がある方は、融資を確実に成功させるためにも、専門機関へ相談することをお勧めします。

また、創業融資の詳しい説明に関しては「創業融資の進め方ガイド【2022年最新保存版】」をご確認ください。

INQでは年間130件超、累計500件超の創業融資のサポートを行っています。多くの事例から得た経験とノウハウにより、融資申込前にある程度の融資可否の見込みをお伝えすることも可能です。

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